山ほど撮った写真を整理する方法(無料ソフトで極力簡単に!)

一眼レフを購入してから3週間程度、その間に約1,000枚程度パシャパシャ撮ってみました。
ちなみに人に見せられるようなのは、前回晒したものくらい、まだまだ修行が足りませぬ...


ところで、1,000枚も撮ったところで、実際「いいな!」と思えるのは、指折り数えられる程度。
ま、『撮っては消して』ができるのがデジカメのいいところなのですが、如何せん1,000枚もあると処理するだけでも大変です。
で、どう処理するかを色々試してみましたので、今のところ落ち着いたやり方を書いておきます。ファイルはJPEGが前提。


1.ファイルのSDカードからパソコンのHDDへのコピー
⇒やはりSDカード上のファイルを直接触るのはSDカードの寿命を縮める以外の何者でもないような気がするので、
ファイルをHDDにコピーしておく。使用ソフトはファイルコピーの定番、FireFileCopy*1


2.ファイルの選別(いい写真だけ残してあとは削除)
やはりここはビューアの定番、irfanview*2
サムネイルと全画面表示の切り替え、ファイル消去が消去ボタンクリックだけ、(削除の確認が出ない)などサクサク動くのがナイス。
使えそうなキーボードショートカットのメモ。
T : サムネイル表示
L : 左90度回転(上書き保存するまではファイルは変更されない)
R : 右90度回転(上書き保存するまではファイルは変更されない)


3.残した写真のファイル名変更とフォルダへの振り分け
ファイル名が[IMG_XXXX]だとなんのことやら分からんので、ファイル名の変更と撮影日に応じたフォルダ振り分けは必須。
ファイル名変更にはirfanviewが使える。EXIFの撮影日時情報をファイル名にしたいので、EXIFプラグインをインストールしておく。
まずファイル名変更の設定、実施方法は以下のとおり。
 ?[ファイル]-[一括変換 形式/名前]でファイル形式の一括変換
 ?[機能の選択]で[ファイル名の一括変換]を選択
 ?[ファイル名変換の設定]-[名前の形式]欄に、[$E36868(%Y%m%d_%H%M%S)_##]と入力。*3
 ? ?の画面で、ファイルの場所を選択し、[全て追加]-[実行]をクリック。


フォルダ振り分けは画像振り分けツール。ファイルの日付をもとに、フォルダを自動生成して振り分けてくれる。
もっといい方法がある(EXIFを使う)ような気がするもとりあえず不便でないのでよしとする。


4.必要に応じて編集(色目、回転など)
一眼を買う前からPicasaを使っているので、引き続きPicasaで行くことに。Picasaのいいところは
「画像ファイルの編集結果を別ファイルに保存しているので、画像ファイル自体はいじられない」こと。
オリジナルと編集用を分けて保管するわずらわしさから開放されることは非常に便利。*4

他にもいくつか便利そうなソフトを見つけたのでメモ。
?Jpgren:EXIF情報ベースのファイル名変更専用ソフト。irfanviewで同じことができるので今回はボツ。
?JpegAnalyzer:EXIF情報を非常に詳細に表示できるソフト。PentaxのレンズIDを登録できるので、使用したレンズも確認できる。
 Pentax独自にEXIFに書き込んでいるホワイトバランス、撮影モードなどもばっちり確認可能。


ところで、、、同じカメラのユーザで、双子の赤ちゃんの写真を公開されているK100DでIndigoJadeで、
「オートで撮っても、あとからオートでどのモードを選択したのか分かればいいのですが…」ということのようですが、
JpegAnalyzer使えば確認できますよ、というコメントをトラックバックのテストも兼ねてここに書いておく。
(それにしてもかわいいお子さんですね〜。やはり被写体あっての写真、でしょうか。)


*1:処理方法はコピーではなく、移動。最終的なHDD上の保存先と同じパーティションに保存しておいたほうが後の処理が楽。

*2:窓の杜で本体、日本語化用DLL、プラグインが公開されている。

*3:[]は含まず。この場合、EXIF情報を元に20070211_111025_01とファイル名が変更される。詳細はヘルプを

*4:もちろん、編集結果を反映したファイルを出力することも可能。