はてなの新サービス

本日、はてなは新しいドメインとなるhatena.comドメイン、および日本語版サイトとなるhatena.ne.jpドメインにて新サービスを開始します。

今回発表を行う新サービスは以下の2つです。

* はてなスター http://s.hatena.ne.jp/ (英語版 http://s.hatena.com/
* はてなメッセージ http://m.hatena.ne.jp/ (英語版 http://m.hatena.com/

また、近日中に以下のサービスのリリースを予定しています。

* はてなワールド(予定)

はてなダイアリー日記 - はてなの新サービスリリースについて

はてなスターは「星三つ!」のようなレイティングの仕組みのブログへの応用と拡張、はてなメッセージは各種はてなサービスからのメールを集約(はてなのサービス専用Webメールってこと?)、ってことでしょうか。コメント、トラックバックよりも「緩い」感じの繋がり作りのきっかけに使われたりするのかなぁ、と想像してみる。

となると、はてなワールドは緩めの情報発信系のサービスなのかなぁ。Twitterみたいな。(「ワールド」とつくだけでジョジョDIOが出てくるのは僕だけではないはず。)



2007/7/14追記

アンカテのessaさん(id:essa)が、新サービスについて深い読みのエントリをされているのでメモ。

はてなは、そのフィードバックの部分のプラットフォームを構築しようとしているのではないだろうか。

アンカテ(Uncategorizable Blog) - はてなスターとはてなメッセージはEメールを駆逐する

簡単に要約しておくと、

1)はてなスター=認証系プラットフォーム
⇒はてなスターが世のWebサービス2ちゃんねるYoutube)に埋め込まれる
⇒星に埋めこまれたはてなの中でのIDが、ネット上での身元証明に

2)はてなメッセージ=統合受信箱
⇒「知らない人からのメッセージを受ける機能」は必要
 (※SPAMの温床に)
⇒はてなスターというプラットフォーム上で、互いに認識しあう程度の「緩い」友だち関係における
  フィードバックのやりとり用としてのはてなメッセージ

1)と2)、二つ合わせて「フィードバックの部分のプラットフォーム」となる、と。

少し前に話題にあがったネットイナゴ問題や、はてブでの炎上からブログ閉鎖、また、Modern Syntaxの永澤さんも最近よく触れられている「せっかくブログを始めた人に、いかに続けてもらうか」という課題を解決しうる手段、として考えられたものなのだろうか。

ネーミングや見た目のインパクトの薄さからは想像もつかない、強い想いから生まれたサービスなのかなぁ、と印象を新たにした。


ところで、最近はてなのサービスがよく障害で止まっている。データセンタへの引越し、新サービスの開始等300台以上のサーバを管理するエンジニアの方々にはすごい負担がかかっているんだろうなぁ。縁の下の力持ち、お疲れ様です。

そして、次々と新しいサービスを世界規模で提供、30万台以上のサーバを運用しているにもかかわらず、障害やレスポンスの悪さをほとんど感じさせないGoogleのエンジニア陣は、なんだかんだ言ってもやはりすごいのだなぁ、と実感。
(もちろん人数や資金の差は大きいし、並べて比較するのは不公平なのだろうけど。)