ミリオンタイムズスクウェア キャリアアップセミナーに参加してきた

via てっく煮ブログ

就職活動前の学生さんや、現役の技術者さん、転職を考えてる人にとっても有意義なイベントだと思います。

11月17日のイベントご案内 - てっく煮ブログ

「転職を考えてる人」なので、参加してきました。以下、内容のメモと感想です。

講演会 「ドワンゴの求めるエンジニア」 〜ニコニコ動画はなぜ生まれたか(仮題)溝口 浩二氏

パネルディスカッション

パネラー
溝口 浩二 氏 (株式会社ドワンゴ 研究開発部 部長 / 株式会社ニワンゴ 取締役)
竹岡 尚三 氏 (株式会社アックス 代表取締役)
吉村 譲 氏 (チームラボ株式会社 取締役)
八巻 渉 氏 (慶應義塾大学)
木村 光範 氏 (株式会社トランス・ニュー・テクノロジー 代表取締役)
橋本 昌隆 氏 (株式会社フューチャーラボラトリ 代表取締役)

(メモをほとんど取ってなかったので、発言内容、発言者共に間違ってたらごめんなさい。)

パネル討論1 「30年後、ITに携わっていますか?」
  • 30年後なんて想像つかないよね〜
  • 文系、理系の違いは(ry
  • 本当のユーザーに近いところにいる開発者は幸せだ(橋本さん)
パネル討論2 「IT業界の職種細分化は必要?」
  • 一つのことを極めろ。納得がいったら他の分野にも手を出せ。

思い切って質問してみた。「一つのことを極めるとして、1)極めるプロセスが渋滞にはまったとき、抜け出すモチベーションは? 2)抜け出すことを諦めて道をそらすとしたら、考えるべきことは?」*1

  • 人のいない(やっていない)所へいけ。そこでがんばれ。足りないところは相互補完すればよい。(竹岡さん)
  • 勉強会で刺激を。(溝口さん)
  • とにかく楽しめ。(吉村さん)

個人的まとめと感想

  • ××みたいな会社になぜ入るのか分からない。ベンチャーで仕事をまわすのはおもしろいですよ。(溝口さん)

グサッときたけど、きっと、心からそう思っているからこその発言。自分の就職活動のころは、頭のどこかで「安定志向(≒大企業)」を最重要視していて、ベンチャーという選択肢はなかったんだよなぁ。せめて、「大企業に入ったからこそ溝口さんの発言も実感として理解できるようになった」と思いたい。
溝口さんが「興味の向く先がどんどん変わってます」的なことを仰っていたが、環境や状況が変わっても変わらなくても、常に好奇心を高くしておく努力をされてるんだろうなぁ。一方自分は、飽きやすく、ムラッ気があり、好き嫌いが行動に表れやすいタイプ。逆の見方をすれば、「好き、興味があれば、結構のめり込める」タイプでもある(と思いたい)。今更だけど、自分を知るいいきっかけになった。

もう一人、刺激を受けたのが八巻さん。八巻さんのことは今回のイベントで知ることになったが、自分の学生時代には周りにいなかったタイプで、なんだかすごくまぶしかった。彼のように、幼いころから興味があったことを意識的に掘り下げてきた人は、やってきたこと、やってること、やりたいことが明確になるのだろう。自分にはそれがない。見つかる見つからないは別にして、探す努力は怠っちゃいけない。

長々と書いたけど、今日のイベントはまさに「転職を考えてる人にとっても有意義なイベント」だった。自分のなかのモヤッとがスッキリになった感じ。id:nitoyonに感謝。

27歳のこのタイミングで得られたいくつかの気付きを大事にして、もうちょっとあがいてみよう。以前書いたあれこれを目指すのは、もうちょっとあがいてみてからでもきっと遅くない。

See Also:
ミリオンタイムズスクウェア キャリアアップセミナー
coding my life
起業家・Webデザイナー・SE→CIOを目指しつつの大学生のアレ
北海亭の上で働く社長ブログダイエット キャリアアップセミナーのお誘い
ミリオンタイムズスクウェア キャリアアップセミナー - 橋本昌隆 株式会社フューチャーラボラトリ - Yahoo!ブログ
たけおか ぼちぼち日記
チームラボ株式会社/TEAM☆LAB Inc.

*1:梅田望夫さんの言う「高速道路の大渋滞とけものみち」にかけ、このような内容のことをお伺いしたかったのですが、あのような場で質問するのは初めてだったのでうまく伝わらなかったと思います。パネラーのみなさん、失礼しました&回答ありがとうございました。参加者のみなさん、最後の質問がグズグズですみませんでした。